NEXTRAVELER FILMS&TOOLSを掘り下げようと思っています。TagからNEXTRAVELER FILMS&TOOLSを選んで各コンテンツをご覧ください。
先日、バックパックを掘り下げてみましたが、今回は、ユーロラックです。
僕が、2008年にドイツに在住していた頃から、盛り上がりを見せていたDoepferが提唱するユーロラックという規格のシンセサイザー群がとても面白いです。僕もたくさん使っていました。使えば使うほど、Ableton Liveでできることがわかり、現在は、手放しており制作自体には使用していません。
VCOーVCFーVCAという電圧をコントロールすることで、音を鳴らす仕組みがシンセサイザーですが、最近では、色々な使い方ができているので、また、少し始めてみたいなと思っています。
そこで、高城さんの使い方を研究してみました。
ユーロラックは、各モジュールをパッチと言われる3.5mmのケーブルで繋いで音を出す仕組みbですが、https://www.modulargrid.net のサイトで、高城さんが使っているものを並べてみました。
1. SCION
2. arbhar
3. StarLab
4. Quasar
植物から電気抵抗を測定して、ランダムな電圧を作り出すもの、リバーブや空間オーディオ用のモジュールが並べられています。通常は、シンセサイザーを作ったり、ドラムマシンを作ったりするものですが、それらは、かなりソフトウエアで完成されており、映像に合わせて音を作ろうとするとソフトメインにしないといけません。そのため、ベースは、ソフトで作り、瞑想系楽曲は、ユーロラックという切り分けで制作されているように思えます。
世の中の音楽は、西洋音楽をベースに出来上がっているので、所謂微分的に、割っていく音楽です。それは、小説の単位が決まっていて、4分音符、8分音符などです。反面、東洋の座って聴く音楽は、積分的に、足していく音楽で、終わりがありません。そのような音楽を奏でるには、植物から出てくる電圧をエンドレスで音に変えるというのは、十分ありだと思います。遠いところのコンテンツを探し出して、リミックスするセンスが素晴らしいです。
僕も早速真似させてもらおうと思っています。
ただ、真似するだけではつまらないので、ついでに新しいハードウエアの設計もしてみようと思っています。乞うご期待くださいませ。