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Blackmagic Cinema Camera Full Frame 6K

ブラックマジックは、一気に加速してきたカメラメーカーだと思っています。何がすごいかというと、ビジネスの仕方が上手いと思っています。僕自身も勉強になります。

ご存知の通り、Davinci resolve というほぼApple公認ぐらいの知名度を獲得するまでになった動画編集アプリからスタートして、気がつけばポケットシネマシリーズのカメラをリリースし、クラウドでも収益を上げ、Lマウントのアライアンスに入りながら、フルサイズの動画機を出してくるところが素晴らしい成長戦略と感じています。

カメラボディメーカーとしては、シネマ系レンズの豊富なLマウントアライアンスが一択と思っています。しかも、動画に特化したカメラが少なく、ポジションを作りやすいと思います。

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ソニーのEマウントは、FXシリーズもあるので、動画として、参入するのは無理があります。キャノン、ニコンは、今後の伸びに疑問があります。となるとLマウントとなりますね。

僕のこれからは、どういう方向でいこうかと言うと、今までは、写真と動画を1つのカメラで賄うことが良いと思っていましたが、ライカのM11の軽さが圧倒的なので、写真と動画を分けようと思っています。レンズ資産として、一生使えるMマウントを主軸として、動画機は、Lマウントのブラックマジック。写真機は、M11モノクローム。写真のカラーは、ブラックマジックに任せようと思っています。

これにより、動画機は、ポストプロダクション寄りで、PC作業の方が長くなり、写真機は、機動力を優先としているので、動き回ることが多くなるという予測です。また、どちらも、オートフォーカスはないため、記録系の写真は、もうiphoneで良いやと言う感じです。

システムとしての完成度も含めて、これ以上のものはないだろうと思っていますがいかがでしょうか?

 

少々気になることがありまして、いくつかまとめます。

本体サイズは、以下の通りです。インチを変換すると、

7. 06 x 3.70 x 4.80 in

17.65cm x 9.25 x 12.00 cm 

となります。参考までに、Leica M11 Monoは、14.72 cm x 3.85 x 8.03 cmです。ライカの小ささがグッと引き立ちますが、ブラックマジックも、これだけのインターフェースやステレオカメラを内蔵しているので、こんなものかなと思います。

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重量は、おおよそ1.2kgです。

レンズなしで、1.2キロは、若干重いですが、ソニー機でも、外付けマイク用のカメラシューに取り付けるタイプの大きさのものをつけると、大体それぐらいになります。

あとは、オートフォーカスがないので、100mm 以上の望遠で動き物は、ほぼ無理だろうと思っています。となると使えそうなカメラは、iPhone 15 Pro Maxか!となります。ぶっちゃけ、僕の人生で、50mmを超える望遠のショットを撮る機会は、ほぼなかったので、たまにあるであろう望遠の機会は、もうiphoneでいいやと想定しております。

これって、すごい時代になったなと思いませんか?iPhoneは、スナップで、望遠は、カメラだったはずですが、逆転しているという事態です。

あとは、外部モニターを持ち歩くのが面倒なので、USB-CになったiPhone 15を外部モニターとして使えるようなBlack magic APPがリリースされるのを待つばかりです。間違いなく、遅くとも来年のアップデートには間に合わせてくるでしょうし、それができれば、本当にシステムとしてコンパクトな装備が出来上がります。

バッテリーグリップをつけても、2キロ。Leica M11 Mono + Mレンズ2個で、1.2キロ。これでも、3.2キロな訳です。もう最高です。

まだ、販売されていないので、実機を見ながら、自分のシステムを検討していきたいと思います。

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